スパンキング NO.15

    林 檎 喰 い    

( 邦     題 )


G・ヤコブセン著  由井正一訳   學藝書林  昭和50年発行


 原 名  【 Memoiren eines Apfelessers 】   1969年発行
● 掲載を躊躇していましたが、稀少本と思いますので紹介します。

林檎喰い




前置 1969年にドイツのハンブルクで出版された小説。作者は Golo Jacobsen という名のドイツ人です
掲載を躊躇していたのは、この本がスパンキング小説と言えるか否かという点でした
全体的に作者の性遍歴を綴ったもので、その内容は至ってノーマルです。 愛好者にとっては退屈な本であります しかし、第三章の 【 ルイーゼと年頃の娘の教育 】 は読む価値があると思いますので、その章の一部を紹介いたします
内容 9歳の主人公 ゴーロ ( 作者 ) は伯父の家に預けられ、彼の娘・ルイーゼと一緒に暮らすことになる
ルイーゼは11歳の美少女で気が強く、かなりのお転婆娘
やがてゴーロはルイーゼが週に一度は厳しい父親からお尻をたたかれてお仕置きされている事実を知るどうしてもその現場が見たくなった彼はある日、浴室に忍び込んでお仕置きシーンを目撃するしかし、お仕置きが終わった直後に浴槽から転げ落ちてしまい、覗き見がバレてしまう年下の男の子に尻打ちの罰を目撃されたルイーゼは、激しい屈辱と怒りに苛まれる

5年後。 再び伯父の家に預けられたゴーロは、すっかり娘らしくなったルイーゼと再会する
しかし、彼女はいまだに5年前の恥辱が忘れられなかったある日、ルイーゼは女友達と組んでゴーロを覗き見のかどで裁判にかける。判決の結果、彼は年上の少女、総勢7人に抑えつけられ、樺の鞭で尻打ちの刑を受ける既に14歳になっていた少年にとって、屈辱きわまりない体刑だった

その後。復讐を決意した彼はルイーゼの寝室に忍び込み、机の引出から父親の悪口を綴った日記を見つける。
そして 「僕のお尻打ちを受けなければ日記を父親に見せる」 とルイーゼを脅迫する
すっかり観念したルイーゼはパンティを脱ぎ、四つん這いになってお仕置きを受けるポーズを取った ゴーロがルイーゼのスカートをまくりあげたその瞬間 !

若い娘のお尻には父親に折檻された鞭痕が縞模様に刻み込まれていた・・
☆☆☆  翻訳小説のオリジナルを御覧ください ( ルイーゼと年頃の娘の教育 )   ☆☆☆

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