お 灸
婆々
「 やっぱりこれじゃ。 おいたにはこれが一番、効くんじゃ 」
母親
「 あら、やいとですか。懐かしいですわ。 私も子供の頃、よく母にやられましたわ 」
婆々
「 ほう〜そうかね。 道理で立派な嫁じゃと思ったわい 」
母親
「 あら、お義母さまったら・・・オホホホホ・・・いやですわ 」
娘
「 あぁ〜ん、 熱〜い! お婆々さま〜、もう堪忍して〜! 」
婆々
「 これ、じっとおし。 耐えるのじゃ。 この熱さを噛みしめてよく反省するのじゃ 」
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