Roman Books
抜粋
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ズロースは普通のズロースより幾分短めで、太股の真ん中までしかなく、腰にぴっちりと合っている。今は彼女が若い男として通すのがどんなに簡単か納得がいった。彼女の乳房は小さなオレンジといった感じで、その先の狭い真紅の輪の真ん中には、なんとも愛らしいピンク色した蕾が突き出ている。

お腹は平べったく、すべすべしていて、小さな愛らしいおへそが深くくぼんでいる。ズロースはよく引き締まって、弾けるような卵形をした臀部の形をくっきりと浮かび上がらせていた。

アリスの視線はその刺激的な臀部に固定し、その目は加虐的な歓びにぎらぎらと輝いていた。

ウィルヘルミナの太股は長く、みごとな形をし、ふくらはぎはぴちぴちと緊まっている。

「絶対にズロースを脱がせるべきよ、ジャック、この娘を鞭打つ気でしたら」 アリスが興奮した声でいった。

「まさに仰せのとおり。しかし、その前に、まずお尻を平手でたっぷりと打つというのはどうだね」

「あなたがする、それとも、わたしが、ジャック?」 アリスは息を喘がせた。

「この娘が盗った三ポンドはきみのものだから、もちろん、その権利はきみにある」

アリスは喜々として、すぐさま愛らしくも人を惑わしたウィルヘルミナの背後に立ち、左手を彼女の首に置き、それぞれのお尻の頬の頂きを試しに軽く平手で打った。

「すごいわ、ジャック」 アリスがわたしを呼んだ。

「この娘のお尻、とっても固くて、弾けそうよ。お仕置きが終わる前に、わたしのちっちゃな手のほうがくたびれてしまうわ」

「なにもとことんやることはないよ。きみの好きなだけ続く限り打って、あとはわたしに任せればいいんだ」

アリスはすっかり興に乗りはじめていた。

「ねえ、ジャック、このぶかぶかのワイシャツ、裾がお尻を隠して邪魔だとは思わない?」

「それなら、そいつをたくし上げて、頭の上にかけるといい。そうすれば、目隠しにもなって、いつ自分が打たれるかウィルヘルミナにはわからないから、一挙両得だ」


(中略)


アリスはふたたび、左手でウィルヘルミナの首を抑え、もう一方の手で右のお尻に勢いをつけて平手で打った。そして、すぐさま、左に移り、同じように荒々しく、もう一方のお尻の頬を平手打ちした。鋭い、肉を打つ音が部屋中にこだました。

「おおー、あっあーっ」

ウィルヘルミナは悲鳴を上げ、身をよじり、激しく体を揺すり、手首を引き寄せようとした。

「そんなに強く、あわてて打っちゃだめだ。それじゃ、相手のお尻だけじゃなく、きみの手まで、すぐにしびれてしまう」

わたしは忠告した。

「もっともね。このくせの悪い小娘の高慢ちきな態度に我慢ならなくてついつい荒っぽくなってしまったの。よくも、わたしのお金をわたしのフィアンセの部屋で盗んだわね。ほら、これでどう、もうひとつ! あなたをひーひーいわせてあげるから! なんて固くって、頑丈なお尻だろう! 岩のようだわ! ほら、これはどう?」

アリスは一打一打、声で勢いをつけて、娘のお尻を打ちつづけた。明らかに、顔いっぱいに広がっている愛らしい赤みと異様に輝く瞳、それにぴくぴく膨らみ、縮まる鼻孔から察すると、サディスティックな歓びに完全にかり立てられていた。みごとな形をしたアリスの乳房は、薄地のズロースにおおわれた、少年のようにしなやかな娘の臀部に右手を強く騒々しく振り当てるたびに、大きくぶるぶるっと揺れた。

平手打ちの鋭い音はわたしの耳には、官能的な音楽に聞こえ、わたしのプリックはその音に合わせて脈搏った。アリスの平手打ちは突き刺さるように痛くひびいているのだろう。彼女は打たれるごとに、呻き、泣き叫び、ホップするように交互に片足で跳び上がり、お尻を前に突き出した。


(中略)


「さあ、アリス、今度はきみがすわってくつろいで、見物する番だ」

それから、まだ体をもがかせ、むせび泣いているウィルヘルミナに向かっていった。

「鞭打たれる覚悟はできたろうね? さっきも忠告したように、きみはわたしたちに少しも正直じゃないから、このお仕置きはひどく痛いものになるよ」

「ああ、神様! わたしはもう十分に罰せられたんじゃないでしょうか。男の人の前でこんなふうに裸にされ、辱しめられ、子供のようにお尻を打たれたんです。三ポンドを盗んだ罰として十分すぎるくらいです!」

ウィルヘルミナは目に涙を浮かべ、わたしに訴えた。不思議なことに、わたしはそれに哀れみを催すどころか、いよいよ、わたしのプリックは大きく硬直し、その敏感な突端がズボンの布地に当たって痛いくらいだった。

「きみの犯した罪は盗みだけではない。男になりすまし、人を欺き、そのうえに、嘘をついているのにちがいない。その全部の罪を償ってもらうからね。さあ、覚悟を決めてもらおうか。きみのズロースを剥いで、裸のお尻を鞭打つからね。そう鞭打ちの数は、とりあえず十五回だ」



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