Nudist Beach  Secret Book

 海辺の美少女






蒸し暑い真夏日のこと。わたしは妻のリサと西海岸のヌ−ディストビ−チにいた。
いまさら妻のヌ−ドなど見たくはなかったが、ふたりがまだ若かった夏の日を思い出し、久々にわたしから誘ってみたのだ。

わたしの名前はマイケル。もうすぐ五十歳になる中年男だ。妻はわたしよりふたつ若くて四十八歳。
ちょうど30年前の今日。この海岸で彼女と出会い、8年後に結婚した。だからわたしたちにとっては思い出の場所なのだ。

しかし、それはあくまで口実に過ぎなかった。実を言うと、わたしは若い娘たちの尻を眺めにやってきたのだ。
もっと正確に言えば、ティ−ンエイジャ−の少女の尻が目的だった。最近の子はプロポ−ションがよくて発育もいいという。

そんな女の子を見つけ、青春が香るうしろの膨らみをたっぷりと堪能するつもりでいた。
もちろん撮影はできないが肉眼でシャッタ−を切り、脳裏に保存して持ち帰るつもりだったのだ。

わたしはひとりの美少女に目を見やっていた。年は十八歳くらいだろう。若い娘らしい独特の肌艶をしていて、長い髪は美しく潤っていた。彼女はわたしたちの10メ−トルほど前方に背中を向けて座っている。

わたしはこの娘がいつ立ち上がるかと密かに股間を膨らませていた。早く娘の尻が見たかったのだ。

彼女の隣には六歳くらいの男の子が座っていた。おそらく彼女の弟だろう。
年の離れた姉と弟で、彼らの両親がこの海辺のどこかにいるに違いない。

しかし、次の瞬間。わたしは異変に気づいた。娘が男の子に身を寄せ、彼の体に自分の体をピッタリと密着させたのだ。
そして男の子は彼女の背部に手をまわすと、やがて娘の尻を撫で始めた。


「 おい、リサ! あのふたり、ちょっと変だと思わないか?」

「 変なのはあなたよ。さっきから女の子のお尻ばかり眺めて。勃起しているんじゃないの?」 

「 おいおい、馬鹿なことを言うな。ここでそんなことしたら退場させられるよ」


そんな会話をしている間にも男の子の手は娘の尻の下に侵入しようと試みていた。

娘はいやがる様子もなく、むしろ自分から尻を浮かせて好色な手を歓迎しているようだ。

わたしは無性に腹が立ってきた。


「 なんだ、 あのふたりは! ル−ル違反だよ。管理人に訴えてやる!」

「 あなた、馬鹿なことはやめてください。人のことは放っておけばいいのよ」

「 特に女の子のほうがいけないな。もう立派に分別を持ってしかるべき年頃だというのに、あんな幼い弟に変なことを教えているんだから!」

「 誰が弟だって決めたのよ? あの子は子供じゃないわ。大人なのよ」

「 何だって? あの子が大人だって? 馬鹿言うんじゃない」

「 小人症なのよ。まだ若くて・・え〜と、たしか二十八歳だったかしら」

「 ほんとうかい! しかし、どうみたって六歳ぐらいにしか見えんな。うん? おまえ、どうしてそんなこと知っているんだい?」

「 女の子のほうがね、わたしが先日まで家政婦をしていたブラウン家の娘さんなのよ。年は十八だわ。そして左側の彼がその家庭教師をしていた人ってわけ。つまり先生と教え子なのよ 」

わたしは目を丸くして彼らを見つめた。先生と教え子・・どうみても不思議な光景だった。


「 先生と教え子の関係って、目的が達成されたあと結ばれるってことが多いのよね」

「 ほう〜そういうもんかね。それで君がさっきからハットを深くかぶっている理由がよくわかったよ。しかもサングラスをかけているから、あのふたりには気づかれずに済むわけだ」

「 そういうこと。興味津々だわ。でもあなたじゃなくても誰が見たって注目するわね」


その時、娘のほうが立ち上がった。両手の指を重ねあわせ、腕を頭上に伸ばし、グンと背伸びをして娘らしい吐息をたてている。

わたしは息を呑んで娘の背部を眺めた!

上半身が短く、下半身のほう−とりわけ美しい両脚が長々と伸びている。くびれた腰からふっくらと盛りあがった尻はたっぷりと豊かで、なんとも美しい。双丘の中央は深い谷間を作っていて、その肉附きの素晴らしさを物語っていた。

わたしは感動した。青春の匂いがプンプンと鼻に伝わるような見事な膨らみだ。

娘は色っぽく体をねじると、ムッチリした尻に附着した砂粒を右手でパンパンと払い落としていた。その美音がわたしの下半身を刺激した。

しかし・・よく見ると、わたしの欲情の対象は少し紅く染まっているように感じられた。輝く太陽の光でハッキリ見えないのだが、尻全体に赤味がかかっているように思えた。


「 ところでリサ・・あの娘のお尻、少し紅いと思わないかい?」

「 そうね・・う〜ん、少し紅いわね・・いや、かなり紅いわ」

「 一体、どうしたんだろうな?」

「 またおいたをして折檻されたんじゃないの?」

「 何だって! 誰に? 誰におしおきされたんだ?」 

「 もちろん奥様よ、つまりあの子の母親。あのおうちはね、しつけがとっても厳しいのよ。でもひょっとするとベビ−先生に叱られたのかも知れないわ」

「・・・・・・・」


わたしは、胸の高鳴りを感じた。

あの肉感的な美しいお尻にまだ厳しいしつけの手が施されているとは! それにベビ−先生のお話にも興奮を禁じ得なかった。ベビ−先生とは娘の左側に座っている小男のことらしい。妻の話を聞いているうちにわたしの一物は急速に勢いづいてきた。

わたしが根掘り葉掘り聞いているうちに妻は話をやめてしまった。どうも眼つきが異常だったらしい。それにわたしがこんな話にどれだけ興味を持ち、興奮するかを妻はよく知っていたのだ。ここで下半身を起こして退場を喰らうと、もう娘の尻を拝むことはできない。それに妻のほうもふたりの成り行きを見守れなくなってしまう。わたしはやっとの思いで自制した。

娘は小男からお金を受け取ると、くるりと向きを変えた。おそらくジュ−スでも買いに出かけるのだろう。
そのとき初めて、正面からみた娘の顔と肉体の前面を眺めることができた。

長い睫毛と美しく大きな瞳をしたとびきりの美少女だ。胸は大きく形もまた抜群だった。特にわたしの目を惹いたのは、下腹部をたっぷりと覆ったヘアだ。まだあどけなさが残る美貌とは対照的に少々やらしいくらいたっぷりと生えている。

わたしは娘と目が合ってしまった。わたしの粘り着くような視線をなじるような目つきだ。それは実に魅力的な瞳だった。
おしおきされるときも恐らくこんな目つきで反抗しているのだろう。

わたしは真横を通り過ぎていった娘の後ろ姿を、不躾にも振り返って目で追っていた。歩いていると、立っているときの尻よりもさらに魅力的だ。豊かな膨らみがプリンプリンと色っぽく左右に揺れているからだ。

妻に耳を引っ張られてやっと我に返った。


「 い、痛い! 何するんだ! 今ちょうどいいところなのに!」


わたしは妻の存在がうっとうしかった。


「 あなた、もう帰る時間よ。時を過ぎたわ」

「 え! もうそんな時間なのか! ものすごい心残りだよ、消化不良もいいところだ」


わたしたちの間にはひとり息子がいる。今日は学校帰りに駅まで迎えに行ってやる約束をしていたのだ。わたしたちはシ−トを包んで、それを手提げ袋に入れると、ヌ−ディストビ−チをあとにした。




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